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エンディングノートでよくある失敗5選|書く前に知っておきたい注意点

エンディングノートを書き始めたものの、「これで合っているのかな」「書いてはいけないことがあるのでは」と手が止まってしまう方も少なくありません。この記事では、項目別の書き方(完全ガイドはこちら)とは別に、実際によくある「失敗・つまずきポイント」に絞って解説します。

目次

よくある失敗1:完璧に書こうとして手が止まる

最初から全項目を埋めようとすると、途中で息切れしてしまいます。エンディングノートは一度で完成させるものではなく、何度も見直しながら育てていくものです。まずは書ける項目だけ、鉛筆書きのつもりで気軽に始めましょう。

よくある失敗2:暗証番号やパスワードをそのまま書いてしまう

「家族が困らないように」という善意から、銀行の暗証番号やスマホのパスワードをそのまま書き込んでしまうケースがあります。これはセキュリティ上おすすめできません。「どこに・どういう形で情報を管理しているか」を書くにとどめ、実際の番号は別途安全な方法で伝える工夫をしましょう。

よくある失敗3:誰にも保管場所を伝えていない

せっかく書いても、家族の誰も存在を知らなければ意味がありません。かといって目立つ場所に置くのも抵抗がある、という方は多いでしょう。信頼できる家族一人にだけ「どこにあるか」を伝えておくのが現実的です。

よくある失敗4:家族との温度差に戸惑う

本人は前向きな気持ちで書き始めても、家族から「まだ早いよ」「縁起でもない」と言われて気まずくなることがあります。これは珍しいことではありません。「もしもの時に家族が困らないように、少しずつ準備しているだけ」と伝えると、抵抗感が和らぐことが多いようです。

よくある失敗5:法的な効力があると誤解してしまう

エンディングノートには、遺言書のような法的効力はありません。財産の分け方について明確な意思表示をしたい場合は、別途、正式な遺言書の作成も検討する必要があります。エンディングノートは「気持ちと情報を伝える」ためのもの、遺言書は「法的に効力を持たせる」ためのもの、と役割分担を理解しておきましょう。

無料テンプレートで最初の一歩を

何もない状態から書き始めるのが一番つまずきやすいポイントです。項目があらかじめ用意されたテンプレートを使えば、埋めていくだけで自然と書き進められます。無料テンプレートはお問い合わせよりご案内しています。

まとめ

エンディングノートは、失敗を恐れず気軽に始めることが何よりも大切です。今回紹介したつまずきポイントを避けつつ、自分のペースで書き進めてみてください。

よくある失敗6:市販のノートを買っただけで満足してしまう

書店で見かけたエンディングノートを購入し、そのまま本棚にしまい込んでしまうケースは非常に多く見られます。「買った」という行動自体は前向きな一歩ですが、実際に手を動かして書き始めなければ意味がありません。購入したその日のうちに、まずは1ページだけでも開いてみることをおすすめします。

よくある失敗7:更新するタイミングを決めていない

一度書いたエンディングノートは、状況の変化(引っ越し、口座の変更、保険の見直しなど)に合わせて更新する必要があります。しかし「いつ見直すか」を決めていないと、そのまま何年も放置されがちです。誕生日や年末年始など、年に1回は必ず見直すタイミングを自分なりに決めておくと、情報が古びるのを防げます。

項目別・書きやすい順番のコツ

エンディングノートには決まった書き順はありませんが、心理的なハードルが低い項目から始めると、途中で挫折しにくくなります。

  • 最初に書きやすい項目:好きなもの・思い出の品・趣味など、感情的な負担が少ない項目
  • 次に書きやすい項目:連絡してほしい人のリスト、ペットの世話について
  • 後回しでよい項目:資産状況や医療・介護に関する希望など、じっくり考える必要がある項目

「今日は思い出の品について書く」というように、1回の作業を小さく区切ることで、負担を感じずに続けやすくなります。

デジタル遺品の情報もあわせて整理しておく

近年はネット銀行やサブスクリプションサービスなど、紙の書類が残らないデジタル資産も増えています。エンディングノートに「利用しているサービスの一覧」だけでも書いておくと、家族が困る場面を大きく減らせます。具体的な整理方法については、デジタル遺品の整理に関する記事もあわせてご覧ください。

よくある質問

Q. エンディングノートはどこで手に入りますか?

A. 書店や文具店で市販されているほか、自治体が無料で配布している場合もあります。もちろん、市販のノートやテンプレートを使わず、普通のノートに自分の言葉で書いても問題ありません。

Q. 一度書いたら書き直せませんか?

A. 鉛筆やフリクションペンで書いたり、後から差し替えられるルーズリーフ形式を使ったりすれば、何度でも書き直せます。完璧を求めず、気軽に更新していく前提で始めましょう。

Q. 家族に見せるタイミングはいつがいいですか?

A. 決まったタイミングはありませんが、「保管場所だけ伝えておき、中身は元気なうちは見せない」という方法を取る方も多いです。ご自身と家族が納得できる形を選んで問題ありません。


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この記事を書いた人

親の入院をきっかけに、何も準備していなかったために手続きで慌てた経験があります。相続や葬儀の話は元気なうちは後回しにしがちですが、いざという時に困る人を1人でも減らしたいと思い、実体験をもとに発信しています。

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