評判のよいおすすめ葬儀社ランキング｜選び方のポイントや流れも紹介

葬儀は故人だけでなく遺族にとっても大切な儀式です。しかし急な出来事のなか、あわてて選んでしまう人も少なくありません。そこで生前に選んでおくと、いざというときもあわてずに済みます。

本記事では、評判のよいおすすめ葬儀社をランキング形式でまとめました。また葬儀社の選び方で押さえたいポイントや、葬儀の流れも紹介します。

葬儀社選びを考えているのでしたら、ぜひ参考の1つとしてお役立てください。

葬儀会社の選び方で押さえたいポイント

失敗したと後悔しないためにも、葬儀社選びは慎重に行いましょう。

葬儀社選びで押さえたい特に大きなポイントは次の3つです。

・料金体系がわかりやすい

・対応が丁寧である

・口コミでの評判がよい

それぞれのポイントについて確認してみましょう。

料金体系がわかりやすい

葬儀社選びでは、料金体系のわかりやすさが大切なポイントです。セットプランに含まれている内容は、必ず確認しておきましょう。

近年は低価格でシンプルなプランの葬儀も増えています。しかしシンプルすぎてオプションを多用すると、結局は高額になってしまうのです。

トラブルを避けるためにも、料金体系がわかりやすい葬儀社を選びましょう。

対応が丁寧である

対応が丁寧であるかどうかも、葬儀社選びにあたって重要なポイントです。

しっかりと話を聞いてくれる葬儀社を選びましょう。

・強引に高額なプランを勧める

・態度が威圧的である

リーズナブルだとしても、上記のような葬儀社は避けておくと安心です。

口コミでの評判がよい

葬儀社選びでは、口コミでの評判がよいかも確認してください。

実際に利用した人の意見は参考になります。SNSや口コミサイトをチェックしてみてください。

多くの人がよい評価をつけているのなら、安心して利用できるでしょう。

葬儀の種類

依頼のまえには、葬儀の種類を決めておく必要があります。そこで葬儀の種類についてもチェックしておきましょう。

おもな葬儀の種類は以下の4つです。

・一般葬

・家族葬

・一日葬

・直葬

種類ごとの特徴を紹介しますので、参考にしてください。

一般葬

親族だけでなく、友人・知人・会社関係者・近所の人などにも参列してもらうのが「一般葬」です。昔からある伝統的なスタイルだと考えるとイメージしやすいでしょう。

4つの種類のうち、もっとも規模が大きくなり、費用もかかります。

1日目に通夜を行い、2日目に葬儀と火葬を行うのが一般的です。ただし地域や状況によっては、火葬のあとに葬儀を行うこともあります。

家族葬

家族や親族を中心に行われるのが「家族葬」です。基本的な流れは一般葬と同じですが、参列者数が少なくなります。

ただし家族以外が参列しても構いません。故人と親しい友人が参列することもあります。

人数が少ないため、ゆっくりと故人を見送れるのが特徴です。

一日葬

通夜を省略して行うのが「一日葬」です。日数が減るため、遠方にいる家族が出席しづらくなるでしょう。しかし葬儀と火葬だけになるので、遺族の負担を大きく減らせます。

対応しているかは菩提寺への確認が必要です。

直葬

火葬式とも呼ばれているのが「直葬」です。直葬ではお通夜や葬儀などは行われません。ご遺体を火葬場に運び、炉のまえで故人とのお別れが行われます。

通夜・葬儀がないため、費用は大幅に抑えられます。

かつては葬儀社が相談を受けてプラン外の形で対応を行っていました。しかし現在では直葬も多くなり、さまざまな葬儀社がプランを設けています。

評判のよいおすすめ葬儀社ランキング

葬儀社の種類は非常に多いため、どこを選ぶのがよいか難しいものです。そこで口コミでの評判がよい、おすすめの葬儀社をランキング形式で12社紹介します。

サービス内容やプランについても紹介しますので、葬儀社選びの参考にお役立てください。

①家族葬のファミーユ　

ファミーユは、全国126か所に「1日1組限定完全貸切」の直営ホールを展開している葬儀社です。2016年からで、10,300組以上のご家族に利用されています。

家族葬が中心ですが、火葬プランの利用も可能です。ファミーユの葬儀プランには以下の3つがあります。（参考）葬儀プラン　

価格に幅があるのは、地域ごとに風習が考慮されており、セット内容や祭壇などが変わるからです。メールでの受け取りも可能ですので、まずは資料請求を行ってみましょう。

公式HPはこちら　

②博愛社

博愛社は、埼玉県・東京都を対応エリアとしている葬儀社です。駅から3～5分のホールを4つ持ち、家族葬・直葬を中心に対応しています。

以下は会員価格です。（参考）プランと費用

博愛社では葬祭ディレクターが相談に乗ってくれます。会員価格での利用を考えているのなら、まずは事前相談を行ってみましょう。

公式HPはこちら　

③花葬

花葬は、川崎市・横浜市を対象エリアとしている葬儀社です。すべてのサービスを自社で行い、低価格を実現しています。（参考）お葬式の費用

花を多く使い、8種類の祭壇から選べるハイクラスプランでも、価格は60万円台です。料金体系がわかりやすいため、安心して利用できるでしょう。

1級葬祭ディレクターも在籍しています。

川崎市・横浜市での葬儀なら花葬もおすすめです。

公式HPはこちら

④ティア

20,000件の年間葬儀実績を持つのがティアです。祭壇から保冷剤まで、細やかな金額を提示してくれるので安心して利用できます。

会員になると割引価格での利用が可能です。ゴールド会員（入会金10,000円）での価格は以下の通りとなっています。（参考）葬儀プラン

地域によってプランや価格は変わります。

Webなら1分での仮入会が可能です。急いで葬儀社を探したいときに便利ですので、チェックしてみましょう。

公式HPはこちら　

⑤セレモア

希望に合わせて幅広い葬儀に対応しているのが、創業50年のセレモアです。セレモアでは自社スタッフのみの対応で、下請けの業者を使用していません。独自の教育制度があり、葬儀・仏事の知識を有するスタッフのみが対応してくれます。

以下はプランの一例です。（参考）葬儀プランと費用

パック葬は価格別で6つの種類があります。家族葬・一般葬・一日葬いずれへの対応も可能です。

「セレパククラブ」への入会で特別割引特典も受けられます。

公式HPはこちら　

⑥お葬式のむすびす

24時間いつでも、最短30分でかけつけてくれるのがお葬式のむすびすです。東京・神奈川・埼玉・千葉の一都三県で対応を行っています。

むすびすは搬送だけの依頼も対応が可能です。葬儀業界では日本初となる、経済産業省による「ハイ・サービス」300選に選ばれました。

多数のプランがありますので、希望に合ったものを選びましょう。（参考）費用を調べる

スタンダードプランは必要最低限のシンプルなプランです。そのほかに、お布施を含んだプランや、おすすめプランなどがあります。

法要や遺品整理など、アフターサービスも充実している葬儀社です。

公式HPはこちら

⑦大阪祭典葬儀

大阪府内に16か所の大型会館を有するのが、昭和43年に創業した大阪祭典葬儀です。宗教や規模を問わず、それぞれの希望に合わせた葬儀に対応してくれます。安置施設を併設しているため、自宅での安置ができない場合でも安心です。

白木両脇生花アレンジ飾祭壇・ファミリー生花祭壇・生花祭壇からプランが選べます。プレミアム会員での費用の例は以下の通りです。（参考）費用事例

Webからの入会には割引があります。

チャットでの相談も可能ですので、まずは資料請求や相談を行ってみましょう。

公式HPはこちら　

⑧イオン葬儀

140項目のサービス品質基準を設けているのが「イオンの葬儀」です。お葬式のあとの供養や相続税までサポートしてくれます。

イオンカードを使った支払いなら、特別割引価格での利用が可能です。また年会費無料の「そなえ割」を申し込んでおくと、年会費や入会金なしで割引が受けられます。状況に合わせてプランは選択可能です。（参考）葬儀費用のご案内

クレジットカードだけでなく、分割払いへの対応も可能です。

資料請求でも割引が受けられますので、まずは問い合わせをしてみましょう。

公式HPはこちら

⑨よりそうお葬式

全国4,000か所の葬儀場と提携して対応を行っているのが、よりそうお葬式です。

明朗なセットプランがあり、要望に合わせて選べます。（参考）お葬式の費用

会員限定の事前割引がありますので、費用を抑えたいなら入会がおすすめです。また会員は、葬儀の内容に満足できなかった場合、全額返金も受けられます。

別途料金は発生しますが、菩提寺がないのならお坊さんの手配も可能です。永代供養・海洋散骨などへの対応も行っています。

公式HPはこちら

⑩小さなお葬式

無駄を省いた低価格セットプランを提供しているのが、小さなお葬式です。火葬式から一般葬まで、さまざまな葬儀への対応を行っています。

小さなお葬式ではクレジットカード払いにも対応可能です。（参考）お葬式プラン

事前相談および無料資料請求で割引が受けられます。

生演奏やオリジナルムービーなど、独自のオプションへの対応も可能です。印象に残るお葬式を考えているのなら、オプションの利用も考えてみましょう。

公式HPはこちら

⑪日比谷花壇のお葬式

華やかな花祭壇で故人を見送れるのが、日比谷花壇のお葬式です。花壇は専属デザイナーが監修を行っています。綺麗なお葬式を考えているのなら、相談してみるのもよいでしょう。

家族葬・一般葬だけでなく、お別れの会などへの対応も可能です。以下はプランの一例です。（参考）お葬式スタイル（プラン・費用）

花が好きな方や、明るく見送りたい方におすすめです。忙しいだけの葬儀にならないよう配慮してくれます。

公式HPはこちら

⑫セレモニーハウス

東京・神奈川・北海道での葬儀に対応しているのが、家族葬のセレモニーハウスです。無料の会員登録や資料請求により、最大で22万円の割引が受けられます。

地域による違いもありますが、基本的な葬儀のプラン・費用は以下の通りです。（参考）費用・プラン

首都圏のみですが、火葬式のWeb限定プラン8.69万円（税込）も用意されています。アフターサポートメニューもあり、葬儀後の悩みへの対応も可能です。

公式HPはこちら　

葬儀の基本的な流れ　

葬儀の基本的な流れについても紹介します。ここで紹介するのは一般葬での流れです。

地域による違いもありますが、葬儀は「通夜」「葬儀・火葬」の2日にわけて行われます。おおまかな流れを見ておくと、スムーズに葬儀を進められるでしょう。

ぜひ内容をご確認ください。

1.遺体の搬送・安置　

病院で亡くなった場合、医師による死亡診断書が発行されます。会計が済んだら、ご遺体の搬送が必要です。葬儀社に連絡して、搬送や安置を依頼しましょう。

ご臨終を迎えてから24時間は、「墓地、埋火葬に関する法律」により火葬・埋葬ができません。そのため自宅や安置施設にご遺体を安置します。

病院と提携している業者に、搬送だけを依頼することも可能です。

2.打ち合わせと準備

ご遺体の安置後には、葬儀社と打ち合わせを行い、プランや日付を決めて準備を開始します。葬儀社で作成する見積もりに不明点があったら必ず確認しましょう。忙しいからと金額だけ見て契約しないよう、注意してください。

死亡届の記入は家族や同居人が行いますが、提出は葬儀社による代行も可能です。

近親者や友人などに連絡をしたり、遺影写真を用意したりする必要もあります。

3.通夜

通夜当日は、葬儀社スタッフが対応してくれます。そのため、あまり心配する必要はありません。

わからないことがあったら、都度確認を行いましょう。

通夜振る舞いも含めて、儀式は数時間で終了します。

4.葬儀

葬儀当日は参列者よりも早めに会場に入ります。基本的な流れは以下の通りです。

・読経

・弔辞や弔電

・読経・焼香

葬儀終了後に行われるのが「お別れの儀」です。棺に花や故人の愛用品を納め、釘打ちを行います。釘打ち後は、遺族や親戚の男性が霊柩車へと棺を運ぶのが一般的です。

5.火葬

火葬場では炉のまえで読経が行われます。火葬は1～2時間程度が目安です。別室に移動して、お茶やお菓子で参列者をもてなします。

火葬後の骨上げが終わったら、自宅や葬儀場へ戻る流れです。

近年は火葬後に初七日法要を行うケースが増えています。ただし地域による違いもありますので、確認しながら進めましょう。葬儀の前に火葬を行う地域もあります。

葬儀の生前相談を行うメリット

葬儀社を生前相談で選んで置く人が増えています。なぜならいろいろなデメリットがあるからです。代表的なメリットとして、次の3つが挙げられます。

・時間をかけてプランや料金を比較できる

・焦らずに葬儀社を決められる

・要望に合った葬儀ができる

生前相談には、特に大きなデメリットがありません。メリットについて解説しますので、ぜひ生前相談も検討してみましょう。

時間をかけてプランや料金を比較できる　

時間をかけてプランや料金を比較できるのが、葬儀の生前相談による大きなメリットです。

葬儀社によって、サービス内容・料金・支払い方法などには違いがあります。時間があれば、見積もりをとってじっくりと比較できるでしょう。相談や資料請求で割引が受けられる葬儀社もあります。

比較もできて割引も受けられるのは、大きなメリットだといえるでしょう。

焦らずに葬儀社を決められる

焦らずに葬儀社を決められるのも、生前相談でのメリットです。ご臨終を迎えてから葬儀社を選ぶとなると、どうしても時間が限られます。「あわてて決めて失敗した」と感じている人も多いものです。

担当者の対応や金額に疑問があっても、そのまま進めてしまう人が少なくありません。生前相談をしておけば、そんな事態が防げます。

要望に合った葬儀ができる

故人や遺族の要望に合った葬儀ができるのも、生前相談を利用する大きなメリットです。急の葬儀となると、どうしてもそこまでの準備はできません。故人の要望がわからず、葬儀社のプランに合わせるのが一般的です。

しかし生前に相談しておけば、種類・規模・予算まで決めておけます。

そのため理想とする葬儀があるのなら、ぜひ積極的に生前相談を利用してみましょう。

納得いく葬儀にしたいのなら生前相談がおすすめ

終活の一環として、葬儀社や葬儀の内容を自分で決める人が増えています。人生最後のセレモニーを自分でプロデュースしたいなら、生前相談がおすすめです。

無料の会員登録や資料請求で割引を受けられる葬儀社も多数あります。金額やプランの内容は葬儀社によって大きく違うため、比較して選ぶと安心です。

ご臨終を迎えてからあわてて決めると、思うような葬儀にならない可能性もあります。納得いく葬儀にしたいのなら、ぜひ生前相談を利用してみましょう。