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用語集

遺体衛生保全(いたいえいせいほぜん)

消毒・保存・修復等をすることにより、遺体を長期的に保存するようにできる処置を指す用語。

解説

遺体衛生保全という単語は聞き馴染みのない方が多いことと思いますが、「エンバーミング」という単語は聞いたことがある人はいるのではないでしょうか。
実はこの二つは同じ意味合いを持っており、遺体衛生保全はエンバーミングを日本語訳したものなのです。
遺体衛生保全は、故人の生前の姿を保つための技術のことを指します。また、遺体衛生保全と親和性が高いものに湯灌という言葉もありますが、その違いは、遺体を生前に近い姿に近づけるために必要な防腐処置の技術や解剖学的な知識を有しているかどうかです。遺体衛生保全は湯灌とは違い遺族の目の前での作業はしません。
遺体衛生保全は、専用の施設内で故人の肉体を切開し、血液を防腐溶液と入れ替えるなど、専門知識がある人にしかできない作業をします。
単に遺体を腐敗しにくくする作業だけでなく、故人に穏やかな表情を取り戻させてあげるために、死に化粧を施すことも重要な仕事です。故人だけでなく遺族にも接するため、湯灌師と同じように遺族の悲しみを労わる心や故人への慈しみの心が必要だと考えられます。

また、遺体衛生保全は臨終から葬儀まで時間がかかるとき、外国へ遺体を移送しなければならないとき、遺体に損傷があるときなど様々な事情によって需要が増加傾向にあるとされています。

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