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用語集

立礼(りつれい・りゅうれい)

立礼(りつれい)とは起立をして礼をすることを指す用語。

立礼(りゅうれい)の意味

立礼(りゅうれい)と読むことにより茶道の用語となります。
立礼(りゅうれい)はテーブルと椅子を使ってに行なう点前(てまえ)のことを指し、立礼式(りゅうれいしき)ともいいます。
立礼(りゅうれい)は裏千家11世 「玄々斎千宗室(げんげんさいせんのそうしつ)」が考案したもので、生活の洋風化に応じて考案され、
明治5年(1872年)に京都博覧会で、畳に座る習慣のない外国人客を椅子やテーブルを使う立礼(りゅうれい)によりもてなしたことで広まりました。

解説

立礼(りつれい)は漢字の意味の通り「立ったまま礼すること」を指す用語でお辞儀のことでもあり、対義語には座礼があります。
立礼には日本古来の武道や作法、ビジネスマナー、軍律などにより細かい作法が定められていることも多いが、
一般的に礼の深さにより三種類に分けることができ、「会釈(草礼)」「敬礼(行礼)」「最敬礼(真礼)」の3つに分類することができます。
礼の深さが15度のものを会釈、礼の深さが30度もしくは45度のものを敬礼、礼の深さが45度もしくは90度のものを最敬礼になります。
ビジネスシーンや日常でも深い感謝や謝罪、お客さまのお見送りや葬儀の際、故人に向けて最敬礼をすることがあります。

通夜・葬儀における立礼

昨今の通夜・葬儀においては受付やお焼香の際に立礼を行うことがあります。
受付での立礼は相手の立礼に応じる「答礼」となり、合わせてお悔やみの言葉を述べるのが一般的です。
また最近の葬儀では祭壇がある斎場で行うものが一般的で、お焼香は立礼焼香となります。
立礼焼香は以下の手順で行います。

立礼焼香の手順

①一般的には親族の焼香が終わると一般の弔問者の方が焼香へと案内されます。
係の方の指示に従い、自分の番まで待ちましょう。
②自分の番になったら祭壇まで進み、まずは遺族に一礼します。
 焼香台の一歩手前まで歩き、祭壇に合掌礼拝を行います。
 ※合唱礼拝は神仏に行うもののため、遺影に向かって行うのは間違いです。

③親指、人指し指、中指の3本の指で抹香を軽くつまみ、額の辺りまで持ち上げます。
 ※宗派により作法が異なります。
④抹香を香炉に落とします。
 香炉に落とす回収は宗派によって決められていますが、
 参列者が多い場合は1回で終わらせると良いでしょう。
⑤祭壇に合掌礼拝を行います。
⑥祭壇を向いたまま後ろへ2~3歩下がり、僧侶と遺族に一礼し、席へ戻ります。

武道における立礼

空手や柔道、剣道など日本古来からある武道では「礼に始まり、礼に終わる」と言われており、
立礼についてもそれぞれの分野や流派により礼儀作法があります。
武道の場合、臨戦態勢を崩さないという武士の考え方が残っているため
神前への最敬礼でも45度程度の深さが多くなっています。

軍隊における立礼

自衛隊など軍隊では規律により立礼の所作が細かく定められており、
頭を下げず、右手を顔の前に出すことにより行う「挙手の敬礼」は警察や消防隊でも行う敬礼で一度は見たことがある立礼です。
軍隊礼式といわれる自衛隊などで行われる立礼には「挙手の敬礼」、脱帽時にお辞儀のような敬礼、銃による敬礼、姿勢を正す敬礼など行う非常に多くの種類があります。

自衛隊では最敬礼と言われる敬礼は「45度の敬礼」や「着剣捧げ銃の敬礼」で、天皇陛下と隊員の棺以外には行わない敬礼となっています。
※着剣捧げ銃の敬礼は儀式に際しては国旗に対しても行われます。

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