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用語集

地獄(じごく)

地獄とは仏教での六道のひとつで悪い行いした者の霊魂が死後に送られ厳しい罰を受けるとされる世界のこと。

類義語

地獄道(じごくどう) 奈落 (ならく) 

解説

地獄(じごく)は、宗教的死生観において、死後の世界のうち、悪い行いをした者の霊魂が死後に送られ罰を受けるとされる世界のことをいいます。

仏教では衆生がその業の結果として輪廻転生する天道(てんどう)、人間道(にんげんどう)、修羅道(しゅらどう、阿修羅道とも)、畜生道(ちくしょうどう)、餓鬼道(がきどう)、地獄道(じごくどう)、都市王(としおう)、五道転輪王(ごどうてんりんおう)の
輪廻転生する6つの世界の内、地獄道は最下層の世界で罪を償わせるための世界のことをいいます。

また六道のうち、地獄から畜生までを三悪趣(三悪道、あるいは三悪、三途)と呼び、これに対し修羅から天上までを三善趣と呼びます。

地獄に向かう人間は死後、三途の川を渡り、7日ごと十王から審判をうけます。
審判を行う十王は秦広王(しんこうおう)、初江王(しょこうおう)、宋帝王(そうていおう)、五官王(ごかんおう)、閻魔王(えんまおう)、変成王(へんじょうおう)、泰山王(たいざんおう)、平等王(びょうどうおう)
の十王で、初七日には秦広王、二七日は初江王、三七日は宋帝王、四七日は五官王、五七日は有名な閻魔王、六七日は変成王、七七日は泰山王と7日ごとに裁きを行います。
49日後も審判は続き、百か日に平等王、一周忌には都市王、三回忌には五道転輪王が裁きを行います。

地獄の世界はどんな世界

地獄の世界にも様々な地獄が存在し、その数は人間の思いつく限り存在するといわれています。
どの地獄に送られるかは、その罪の重さや種類によって受ける罪が決まっています。

一番苦しい地獄は

一番罪の重い者が落とされる地獄のことを無限地獄(むげんじごく)または阿鼻地獄(あびじごく)といい、親殺しなど最も罪の重い者が落とされ、八大熱地獄の中で一番苦しい地獄のことをいいます。
地獄の高さは4万由旬(約45万km~58万キロ)ありますが、最下層の無限地獄に落下するのに2千年かけて落下します。
その後、縦・広さ・深さは各2万由旬(約23万km~30万km)で四方八方火炎に包まれ過ごす罰を受けます。

地獄の種類

等活(とうかつ)地獄や黒縄(こくじょう)地獄、衆合(しゅうごう)地獄、叫喚(きょうかん)地獄、大叫喚(だいきょうかん)地獄、焦熱(しゃくねつ)地獄、大焦(だいしゃくねつ)地獄、無間地獄があり、すべて熱さや火によって責められる地獄となっています。
熱とは対照的な地獄としては八寒地獄があり、頞部陀(あぶだ)地獄、尼剌部陀(にらぶだ)地獄 、頞哳吒(あたた)地獄 、臛臛婆(かかば)地獄。、虎虎婆(ここば)地獄、嗢鉢羅(うばら)地獄、鉢特摩(はどま)地獄、摩訶鉢特摩(まかはどま)地獄があり、すべて凍てつくような寒さで責められる地獄となっています。

仏教以外の地獄

仏教以外の世界でも生前の行いにより死後は地獄に落とさると考える宗教的死生観が存在しています。

キリスト教

神の教えに背いた者や罪を犯して悔い改めない魂が陥って永遠の苦を受け、救われないという世界があるとされています。

イスラム教

イスラム教で、この世の終末に復活して受ける審判によって、不信仰者や不正を行った者が永劫の罰を受ける所が地獄とされています。
罪人であっても信仰者はやがて天国に迎えられるとされています。

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