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用語集

現量(げんりょう)

インドの認識論における正しい判断基準のひとつを指す用語

解説

正しい判断基準のひとつ、もしくは唯識の三種の判断基準のひとつ。
推論などにかぎらず直接経験することで現実に量知すること。または”量”は対象をはかり認識することを表しています。

直接知覚することで目、耳、鼻、舌、身の感覚器官と外界の物や事象などから生じる。
三量(現、聖、教、あるいは現、比、非)のひとつである。
外界の対象を比較し推理せず、直観的に覚知すること。
視、聴、嗅、味、触などの感覚のままに、”眼識”など五識、またはそれと同時に起こりうる意識によって対象を把握すること。
色等の現象に向かって、現実にその自相のままを量知し、少しでも疑いの念がないもの。
・5識(眼、耳、鼻、舌、身)がそれぞれ認識対象を縁する。
・意識が5識とともに5境を縁するもの
・5識と同時に起こるもの
・定中にある時の意識
・第8識が諸境を縁じる
と、これらが現量である。
陳那(インドの仏教思想家)の定義によれば、現量は概念作用を伴わず、そのものの自相を認識するものである。
これらのような直接知覚によって得られた知識が正しいかどうかを判断する規範が”現量”であり、仏の悟りは、そこにあるから最も重要であるといわれている。

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