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用語集

教行信証(きょうぎょうしんしょう)

鎌倉時代初期の浄土真宗の開祖、親鸞の著作を指す用語

解説

詳しくは『顕浄土真実教行証文類』であり『教行信証』と略され、教、行、信、証、真仏士、化身土、の全6巻で構成されている。
浄土真宗の根本の聖典であり、立教開宗の書と言われ、本願寺派では「御本典」大谷派では「御本書」という呼称があります。

釈尊の経典やインド、中国、日本の高僧たちの著作から、浄土に生まれる教えとその修行法を明らかにした部分をぬきだし類別したものである。著述年時は不明である。
弟子尊蓮の書写を一応のめどとすれば1247年に完成されたとみられる。

初めに総序をおいて阿弥陀仏の絶対他力を論じている。
”信”巻にも序を設けて信の重要性を示し、最後に後序を記して法然門下の罪科に処せられたこと、師法然より受けた恩恕(めぐみ深い許し)などにふれている。
この書では先ず浄土に往生する往相(浄土に往生する又は往生するまでの姿)も、浄土よりこの場所に戻り世の人に救いを与える還相(仏になった後、再度この世に他教化の働きをする為にかえる)も、ともに仏の本願力の回向によると断言している。よって、教えも念仏も信心も悟りも全て仏の回向による事を経典や論疏などに証拠を求め、論証している。
疑心のない真の信心により浄土往来の正因とした。
また、悟りの果としての真実の仏とその浄土を説明しさらに真、化があるとして、その化身土にも仏の救いがあるとした。
この書は親鸞鏤骨の書であり親鸞の宗教の骨髄である。浄土真宗においては立教開宗の書とされる。

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