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用語集

壁代(かべしろ)

壁代とは、母屋と庇(ひさし)との間を隔てるために長押(なげし)から垂らす布のことを指す用語。帳壁代(ちょうかべしろ)、帷壁代(とばりかべしろ)ともいう。

解説

壁代とは、平安時代の貴族の屋敷に多く見られた寝殿造(しんでんづくり)の住居などで、母屋と庇との間を隔てるために垂らした布のことを指します。壁代は人目を遮るためや寒さや風を防ぐために壁の代用として使われていました。御簾(みす)といわれる高級なすだれの内側にかけられています。

神道における壁代

神道において壁代は、儀式を行う神聖な空間で用いられ、壁代で囲むことにより、その内側の空間が神聖であることを示しています。部屋の内側を囲むだけではなく、神社の周囲をめぐらすように設置することもあります。特に神式の葬儀においては、祭壇や会場を囲うように壁白を張ります。

壁代の模様

裂地(きれじ)という白地の織物が多く、朽木茶摺型(くちきちゃわんがた)や神紋摺型(しんもんわんがた)の模様がはいっているものが多くみられます。神紋は神社の紋章となり、ゆかりのある植物や縁起物をモチーフにした亀甲紋・稲紋や巴紋・菊紋・葵紋・梅紋などゆかりのある公家・武家の家紋が用いられるなど、様々な神紋があります。また、布筋(のすじ)といわれる布の筋が縦に入っており、布筋には赤と紫の二色のものや紫一色のものが見られ、蝶や鳥などの柄が入っているものがあります。

戸帳(とちょう)・門帳(もんちょう)

壁代と似たものに戸帳や門帳があります。扉の裏に付ける帳のことを戸帳といい、扉の長さに揃えて作られています。また、丈の長さが2尺6寸以下(78cm以下)の丈の短いものを門帳といい、通路や門に使われます。

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