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用語集

枕直し(まくらなおし) 

故人の頭が北、足が南になるように置くこと=安置することを指す用語。 

解説

枕直し(まくらなおし)とは、故人の頭を北側に、そして足が南側になるように安置すること、そして枕飾りをすることまで含みます。また産婦の床上げの祝いにも用いられる用語です。故人の頭が北側になるように安置するには理由があり、釈迦が亡くなったときに、おなじように頭を北側にしていたことに由来します。しかし、理由はこれだけではなく、仏教が伝わるさらに昔の縄文時代から頭が北側になるよう埋葬していたという記録があり、日本古来から北側には祖霊がいるという考えにも繋がっています。

枕直しで北枕にできない場合

現在の住宅事情では、故人を必ず北枕で安置することが困難な場合もあります。そのようなときは頭を西側、足を東側に向けて安置するのが良いとされています。仏式の場合では、西側に極楽浄土があり、同じ西側を向くことも良いとされています。

現代における北枕に関する価値観

枕直しは頭を北側に向けること=北枕にすることでしたが、現代では日常的には良くないこととされています。それは死とは日常のことではなく、故人に対してはすべて日常とは逆のこと=逆さ事をするのが一般的ですので、あえて日常生活に死者と同じ事は持ち込まないようにするためです。現在は足よりも頭が寒くなり、頭より足が温かいとして、頭を北側に向けて寝る方法もよいとされる場合もあり、価値観は変化しています。

産婦の床上げ=枕直し?

これは出産後の寝床から起き上がって、日常生活に戻ることのお祝いを指し示しています。多くの場合は出産後3週間=21日後に行うとされていますが、現代の忙しい妊婦さんはもっと早くから日常生活に戻り、家事に育児と早くから床上げを行っているのが実情です。

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