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用語集

真宗高田派(しんしゅうたかだは)

浄土真宗の宗派の一つを指す用語。

解説

真宗高田派(しんしゅうたかだは)は三重県津市の専修寺を本山とし、本寺は栃木県真岡市の専修寺とする浄土真宗の宗派のことです。真宗高田派は嘉禄元年(1225年)に浄土真宗の開祖である親鸞聖人が如来の夢告に従い下野国高田に如来堂(専修寺)を開いたところから始まったとされています。

親鸞聖人が京都へ向かうため、門弟である真仏上人(第2世上人)(鎌倉時代中期 1209年3月17日-1258年4月13日)が専修寺の第2世となり真仏上人が亡くなると、顕智上人(第3世上人)(鎌倉時代中期 1226年-1310年7月30日)が継承しました。

その後、第10世となった真慧上人は関東地方だけでなく東海地方、北陸地方にまで教線を拡げていき門徒を増やしていき、この頃の高田派は浄土真宗内でも佛光寺派に次ぐ第二の勢力を誇っていました。

真慧上人は三重県一身田に無量壽院(現在の本山・専修寺)を建立し、その後は本寺が兵火で失われたため本山の役割が強くなり、現在に至っています。真慧上人は高田派中興の祖とされています。

真宗高田派のご本尊と仏具について

真宗高田派の仏具についてはいくつか特徴があります。ここでは真宗高田派の仏具についてご本尊と一緒に紹介します。

ご本尊

真宗高田派のご本尊の祀り方としては、真ん中に「阿弥陀如来」の絵像、右に「親鸞聖人」、左側に「九字十字名号」の掛軸を置くのが一般的です。
また、右に「帰命尽十方無碍光如来」の十字名号、左に「南無不可思議光如来」の九字名号の掛軸をおまつりすることもあります。

仏具の特徴

真宗高田派の仏具は香炉・燭台・花瓶とも霊獣が使われており、仏法讃嘆と正法護持を表しています。

香炉
蓋の飾りが麒麟をあらしっています。

燭台
鳳凰の下部の受けには、霊亀があしらってあります。

花瓶
龍の飾りがついています。

真宗高田派のお仏壇

真宗高田派の仏壇は金仏壇です。真宗高田派のお仏壇は極楽浄土を表現していると言われるため、お仏壇にも金による装飾がほどこされています。

真宗高田派のお仏壇には他の宗派にはない特徴が多く、仏壇を支える柱には綸子(りんず)模様と呼ばれる模様の彫刻が施されます。
また、両脇の中柱には昇り龍、下り龍の彫刻がほどこされています。さらに、本尊の安置する宮殿には唐戸があります。

なお、真宗の教えから下の5つはお仏壇に入れてはならないものとされています。

①他宗の仏、菩薩像
②お札、お守り
③水を入れたコップ
④故人の写真、故人の好物(酒、タバコ、玩具など)
⑤無用なもの

真宗高田派の寺院

真宗高田派の寺院は約640あり、真宗では全国で3番目の多さになります。
本山である専修寺(三重県津市)の他に、日本全国に寺院があります。

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