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用語集

逆さ水(さかさみず)

水に熱湯を足して温度を調節して作ったぬるま湯を指す用語。葬儀における逆さ事の一つ。

解説

葬儀における逆さ事の一つとして、水に熱湯を足して温度を調節して作ったぬるま湯を逆さ水といいます。湯灌を行う際にはこの逆さ水を使うのが一般的です。

日常生活を送る上でぬるま湯が必要となった場合、普通は熱いお湯に水を加えて温度調節し、ぬるま湯を作ると思います。これに対して水に熱湯を足して温度調整し、作ったぬるま湯が逆さ水です。このように通常とは逆の手順でぬるま湯を作る為、逆さ水と呼ばれます。

逆さ水は一般的に湯灌に用いられ、ご遺体を清めるのに使います。ご遺体にお湯をかける時は左手で持った柄杓にお湯を汲み、足元から少しずつ頭の方に向かって掛けていきます。

逆さ事とは日常とは逆の方法で様々な物事を行うことを言います。例としては死装束として故人に着せる経帷子を左前に合わせて結ぶ縦結び、ご遺体を寝かせる際に頭が北に向くように寝かせる北枕などがあります。

逆さ事とは葬儀における風習の一つで、「この世」と死者の住む「あの世」を区別するために行われていたことが始まりと言われています。日常とは逆の方法で物事を行うことで、「死」とは非日常であるべきとしているのです。宗旨宗派や地域の風習にもよりますが、広く一般的に普及している葬儀の風習です。

逆さ水を含め、逆さ事をこの世でするのは全て縁起が悪いとされています。その理由として、死者の住む「あの世」と聖者の住む「この世」では全てが逆になっているという考えから来ています。つまり、死者の世界である「あの世」と同じことをするのは、「縁起が悪い」という事になります。

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