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用語集

輪廻転生(りんねてんせい・りんねてんしょう)

仏教において死んであの世に還った霊魂が、この世に何度も生まれ変わってくることを指す用語。

解説

輪廻転生とは、死んであの世に還った霊魂が、また生まれ変わってくる、輪廻と転生を繰り返すことをいいます。
仏教の教えでは輪廻転生では、六道(天界、人間界、修羅界、畜生界、餓鬼界、地獄界)という6つの世界をぐるぐると生まれ変わりながら生きていくとされています。こうした事から輪廻転生ではなく六道輪廻と言われる場合もあります。

人の生まれ変わりには、生前の悪行が関連しており、それに応じて六道のいずれかに生まれ落ちます。つまり、輪廻転生では、必ずしも人に生まれ変われるというわけではありません。

また、この6つの世界は、苦しみに満ちた世界であるとも考えられており、地獄、餓鬼、畜生の3つの世界を三悪道といい、特に苦しみの激しい世界だといわれています。

そのため、釈迦は六道輪廻(6つの世界)でにいる以上、永遠に苦しみから逃れることはできないとしており、輪廻を超越した浄土という場所が、極楽世界だと考えました。
それが仏教の基礎ともいえる教えのひとつとなっています。

なお、輪廻転生の類義語として転生輪廻(てんしょうりんね) 流転輪廻(るてんりんね)という言葉があります。

輪廻と転生の意味

輪廻転生は「輪廻」と「転生」の二つの語句で成り立っていますが、この二つの語句は概念が重なるところも多くあります。ただし、厳密に考えると二つの語句の意味は異なります。
ここでは「輪廻」と「転生」の意味をそれぞれご紹介します。

輪廻

「輪廻」は命あるものが何度も転生し、人だけでなく動物や虫なども含めた生き物としてとして生まれ変わることをいいます。
輪廻の漢字は生命が無限に転生を繰り返すさまを、車輪の軌跡に喩えたことから来ているとされています。

転生

「転生」は肉体が生物学的な死を迎えた後には、非物質的な中核部、つまり「魂」については違った形態や肉体を得て新しい生活を送るという宗教的な考えを意味しています。転生は新生や生まれ変わりと言い換えることもできます。

このように「輪廻」と「転生」はこの世に帰ってくる際に「どこに戻るのか」という違いによって使い分けられることが多く、「輪廻」は人だけではなく動物を含み、「転生」は人間に限るというニュアンスで使われるという違いがあります。

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