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用語集

厭離穢土(おんりえど)

煩悩に穢れた現世を離れることを意味する浄土教の用語。

解説

浄土教において煩悩によって穢れている現世を離れることを厭離穢土といいます。欣求浄土(ごんぐじょうど)と対句で使われることが多いようで、読み方については辞書や資料によっては「えんりえど」と読みます。

厭離穢土は言葉を厭離と穢土に別けることができます。そして、厭離は「離れる」を、穢土は「穢れている現世」をそれぞれ表します。厭離穢土はこの二つの言葉を組み合わせることで、「苦悩の多い穢れたこの娑婆世界を厭い離れたいと願う事」という意味を表します。

また、「厭い離れたい」という言葉の意味としては「清浄な国土である阿弥陀如来の極楽世界への往生を切望する」というものになります。簡単にすると「極楽浄土へ往生したい」という意味になります。

厭離穢土と浄土教

厭離穢土は仏教の中でも浄土教で使われている用語になります。厭離穢土は安楽な極楽浄土に生まれることを切望することを意味することから、浄土願生思想の根底となりました。日本では平安時代末期から鎌倉時代にかけて世情の不安に伴ってこの思想が広く一般的に普及されました。語源は、源信の”往生要集”の冒頭の章名に由来します。

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