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用語集

行水(ぎょうすい)

神事や仏事などの際に清らかな水や湯で体を清め、穢れを落とすことを指す用語。

解説

行水とは潔斎(けっさい)のことを意味しており神事や仏事の前に、酒肉の飲食その他の行為を慎み、穢れをはらうため水浴びする行為を指します。ただし、宗教的意味合いのない沐浴も行水と並行して行われたことで、今日では湯や水を入れてほこりや汗を流す行為自体についても行水という意味を持つようになりました。現在でもインドや東南アジア、南米などでは、一般的な沐浴とともに宗教的意味合いを持つ行水が多く行われています。

また滝に打たれる滝行なども行水の一種であるとされています。

行水のやり方

行水のやり方としては、まずやかんなどで湯を沸かし、水をいれたたらいに湯を足して温度調整します。たらいは木製のものやアルトマイトやトタンなどでできた金ダライ、プラスチック製のものが用いられます。次に、たらいに貯めた湯水を全身に浴びます。

湯水が手に入りにくい時代では、湯水をたらいに湛えて下半身を浸け、手桶で肩から水を流すことや、たらいの水に浸した手拭いで体を拭うなどをすることで、湯水を節約しながら行水が行われました。

日常生活での行水

行水のもともとの意味合いは穢れを落とすことを指していましたが、時代の流れとともに夏の暑いときにお湯や水で、体のほこりや汗を流すこと行為のことを指す場合もあるようになりました。家庭用給湯器が普及する以前は、しばしば見られた行為で歴史ドラマなどでも行水のシーンがよく見られます。また夏に暑さをしのぎ、涼を取るためや汗を流すために行われてことから行水は夏の季語にもなっています。

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