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用語集

死化粧(しにげしょう)

葬儀前に故人の遺体を清めて化粧をすることを指す用語。エンゼルケアともいう。

解説

死化粧(しにげしょう)とは、葬儀という重要な儀式をする前に故人の遺体を清めて化粧をすることにより、美しい状態で旅立てるようにするものです。また、最後のお別れの瞬間を印象付ける技術でもありますので、安易にできるものでもありません、その流れや誰が行うのかは下記でご説明いたします。

死化粧の流れ

清拭(せいしき)をする

死化粧をする際には、まずは遺体をお湯やアルコールによって丁寧に遺体の体を拭く、「清拭」をすることから始めます。ただ体を拭くだけではなく、もし遺体に目立つ傷があるのであれば、処置をすることもあるそうですが、怪我や損傷の具合によってはエンバーミングが必要なケースもあるようです。
なお、清拭の後には体液の漏れを防ぐ目的で、耳・鼻・口・肛門といったあらゆる箇所に綿やゼリーを詰めます。ただし、綿に関しては漏出を防ぎきることができないため、最近では詰めない選択をすることもあるようです。

着衣の着替えをする

清拭が一通り終わったら、次は遺体の着替えをしていきます。仏式では経帷子(きょうかたびら)に着替えさせるのが一般的とされていますが、故人や遺族の意向によって着る服を選ぶこともできます。仮に経帷子や着物を選択したのであれば、日本独特の「逆さ事」の慣習に則って、左襟を前に、帯は縦結びにしするのが無難でしょう。

化粧をする

清拭と着替えが終わったらようやく死化粧の下準備が整ったといえます。化粧道具には、ファンデーション・コンシーラー・口紅などといった量販店であれば比較的手に入れやすいものを使います。これらの他にも髪を整えるのにシャンプーをしたり、下地作りにクレンジングや乳液を利用することもあります。

死化粧は誰がするか

死化粧は病院で亡くなったケースではその流れを理解している病院関係者(看護師)がすることがほとんどです。ただし、死化粧をするために特別な資格は必要ないため、遺族や葬儀社などによる手で行うことも可能です。その判断は遺族が決めるものになります。

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