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用語集

香典袋(こうでんぶくろ)

現金の受け渡しと保存のために使用されるもののことを指す仏教用語。

解説

香典袋は現金の受け渡しと保存のために使用されます。仮に香典袋がなければ現金を剥き出しで持ち運んだり、そのままお金を遺族に渡したりすることになってしまうでしょう。あくまで香典は、告別式への参加費ではなく故人へのお供えですので、剥き出しでは無礼にあたります。また、香典は誰がいくら持参したかという記録をつける作業が必要なため、袋に金額を書くことで、受付でのやりとりをスムーズにする役目も持っています。歴史としては、香典として現金を使用し始めたのは室町時代頃からだといわれており、香典を紙で包むようになったのは武家社会の礼儀作法の一つである「折形(おりがた)」の存在が影響していると考えられています。
なお、香典袋の選定は金額を基準にしてください。少額ならば水引がプリントされた香典袋、高額ならば高級和紙を使用した厚みのあるものといった具合です。表書きは、通夜・葬儀・告別式の場合は「ご霊前」、四十九日以降の法要では「ご仏前」を使用します。宗派によってはご霊前という言葉を使用しないので迷ったときは「ご香典」と書いてあるものを選んでも構いません。表書きの下段中央に持参する人の氏名を薄墨で書き、中袋に漢数字で金額と住所を書きます。金額や住所は普通の黒いペンではっきり書きましょう。

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