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用語集

危急時遺言(ききゅうじいごん)

危篤状態など緊急時に作成される特別な遺言を指す用語。

解説

病気や事故などで死期が迫っている場合など緊急時のみに作成される遺言を危急時遺言と言います。危急時遺言では遺言書を作成するにあたって3人以上の証人が必要となります。また、一般的な遺言は遺言者が記述することで作成されますが、危急時遺言は口述にて作成されます。危急時遺言は作成後20日以内に証人の一人、もしくは利害関係者が家庭裁判所に提出して遺言の確認を受ける必要があります。

危急時遺言作成の流れ

①:証人を3人集める
②:証人の前で証人のうち一人に遺言の内容を口述する
③:証人は口述された内容を記述する
④:記述した内容を遺言者と証人全員に見せて確認する
⑤:記述した内容に間違いがなければ証人全員が署名し、印を押す
⑥:作成後20日以内に証人の一人、もしくは利害関係者が家庭裁判所に提出して危急時遺言の確認を受ける

なお、危急時遺言を作成した遺言者が危篤状態ではなくなった時から半年後に危急時遺言は無効となります。

遺言書が二つ見つかった場合はどうすればいいか

危急時遺言が作成される場合など緊急時では遺言者が既に遺言を作成していることを忘れてしまっている等の混乱が生じてあとから遺言書が二つ見つかる場合もあります。この場合はどちらの遺言書が有効となるのでしょうか。

一つの判断基準となるのがそれぞれの遺言書が法的に有効であるかどうかということです。例えば危急時遺言は作成後に家庭裁判所の確認が必要となりますが、確認を受けていない場合は無効になります。また、遺言書が正しい書式で書かれていなかったり署名や印がない場合も無効となります。このように二つの遺言のうちどちらが法的に有効であるのかを確認する必要があります。

確認するには専門知識が必要となりますので、遺言書が二つ見つかった場合は専門家に相談しましょう。

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