宗教儀式を行わない葬儀ならお坊さんのいないお葬式「用語集」ページ

用語集

形見分け(かたみわけ)

故人の所持していた品物を親族や友人に渡すことを指す用語。

解説

形見分けとは、身内間などで故人の想い出の品を分けることです。日本独特の慣習であり、法律上で定められた相続手続きとは異なります。
目的としては、形見分けの品物を持ち、故人との思い出をいつまでも共有することです。形見分けされた品物を大事に使うことできっと故人も喜ぶだろうという、供養の意味合いも含みます。また、形見分けと似ているものに「遺品整理」があります。形見分けが故人の品物を譲渡することが目的なのに対して、遺品整理は故人の遺品を分別し不要なものを処分することなので注意しましょう。
なお、下記では形見分けをする際の注意点もご紹介しておりますのでご参考ください。

形見分け時の5つの注意点

形見分けに適した時期

形見分けを行う時期は、四十九日の法要が終わった後が目安です。親類などが集まるタイミングで行われることが多いようです。故人の意向や形見分けする品物が高価である場合など、生前に形見分けを行う場合もあるようです。

形見分けは強制しない

形見分けを行う際に、相手にもらって欲しいと強制することは避けてください。また、高価すぎるものだと贈与税を支払わせることにもなり、トラブルに発展するケースもあるため無理強いは避けましょう。

形見分けの品物の選び方と贈与税

形見分けする品物が、遺産整理に該当することもあります。そのため、法定相続人(民法に定められた相続権をもつ人)全員が同意したものだけを、形見分けの品物としましょう。同意さえあれば、経済的価値が高いものを形見分けの品物としても問題ありません。
ただし、形見分けされた品物によっては、受け取り側は贈与税*1の申告が必要なため、配慮が必要です。
*1 1年間で贈与を受けた金銭などの額が110万を超過した場合

形見分けの品物の渡し方

形見分けの品物はプレゼントではないため、包装は不要です。そのままで渡しにくい場合は、半紙などに包み、仏式は「遺品」、神式は「偲ぶ草」と表書きをしましょう。遠方の場合は、事前に郵送の了承を得た上で、一筆添えて送るといいでしょう。

電話をかける(無料) 資料請求