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用語集

御文(おふみ)

浄土真宗の教義が記された布教手段としての法語を指す用語。

解説

御文は浄土真宗本願寺八世である蓮如によって布教手段として作られたものです。浄土真宗の宗派によって呼び方が違い、本願寺派では御文章(御文章)・大谷派では御文・興正派では御勧章と呼ばれています。御文は手紙形式で教義を分かりやすく書いてあるのも特徴で、その背景としてはまだ教育環境の整っておらず、識字率も低かった時代でもより多くの人に読んでもらうためだったとされています。
また、全部で80通分ある御文の中でも「白骨の御文」は浄土真宗の宗派関係なく親しまれていますので、下記でご紹介します。

白骨の御文

白骨の御文とは

白骨の御文とは浄土真宗において葬儀や通夜といった重要な場面で読まれるものです。

白骨の御文の内容とは

内容としては「朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり」という一文が有名で、世の無常さを語るものです。また、朝には血色がよくても夕方には白骨になってしまう可能性もあるという命の儚さを教えるものでもあり、生命の尊さを知ることで念仏の重要さを理解してもらう目的が伺えます。
なお、蓮如がこの御文を書いた時期ははっきりとしておらず、娘が亡くなった際あるいは、海老名五郎左衛門が亡くなった際のものではという説が有力です。

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