宗教儀式を行わない葬儀ならお坊さんのいないお葬式「コラム」ページ

コラム

葬儀の準備

葬儀にお坊さんが来る理由とは

葬儀と言えば、皆さんどんなイメージを持たれていますでしょうか?多くの方は「お坊さんが来て読経を行い、途中で焼香をする」といったイメージではないでしょうか?しかし、様々な調査からも分かっていますが、皆さんの感覚からも、とくに仏教を信仰しているわけではないという方がほとんどだと思います。仏教を信仰していないのに、なぜ葬儀にはお坊さんが来るのでしょう?今回のコラムでは、お坊さんが来る葬儀仏教形式の葬儀が続いている理由について考察してみたいと思います。

【目次】
日本人のほとんどの方が“無主教”
お坊さんが来る葬儀とは
檀家制度は“ほぼ”崩壊している
これからのお葬式とは
今回のまとめ

日本人のほとんどの方が“無主教”

日本人はほとんどの方が無宗教だと言われます。宗教観については様々ご意見があり、非常にセンシティブなことですから、ここでは無宗教について 特定の宗教を信仰している訳ではない人 の事を無宗教と定義したいと思います。

下のグラフをご覧ください。お坊さんのいないお葬式が独自に行った調査になりますが、日本人の30代~70代の男女1万人にアンケート調査を実施しました。

宗教観に関するデータ
2019年11月_調査委託先:楽天インサイト

恐らく、多くの方の実家や祖父母の家に仏壇があって、今までは仏教形式の葬儀をしてきたという方も多いと思いますが、ご自身が何か宗教を信仰していますか?と問われれば、この結果にはうなずけるのではないでしょうか。
このことから、日本人のほとんどの方は無宗教だと言えるのではないでしょうか。
日本は太古より八百万の神々を信じる心を持っています。それをもってして無宗教ではないという御意見もありますが、ご自身に信者という意識がなければ、実質的にはその宗教を信仰しているとは言えず、イベントや観光、習慣として社寺仏閣に参拝する事はあると思いますが、それは信仰とは異なる性質のものであると言えるでしょう。

お坊さんが来る葬儀とは

日本ではお坊さんが来て葬儀を行う仏教形式の葬儀が圧倒的に多かったのですが、これには理由があります。
それは、江戸時代、幕府がキリスト教排除のために制定した「寺請け制度」によって、全国民はどこかの寺に所属しになくてはいけない(檀家になる)と決められました。この制度は明治政府によって廃止されますが、檀家制度はそのまま「何となく」現代まで続いています。その為、今までは仏教葬儀が圧倒的に多かったのです。

檀家制度は“ほぼ”崩壊している

では、現在も檀家制度は続いているのでしょうか?先祖代々のお墓が菩提寺にある家では、その家を継いでいかれる人は、仏教への信仰心があるなし関わらず、お寺との付き合いとお墓を継いできました。ところが、皆さんは仏教を信仰しているからそうしているのではなく、多くの方が「そういうものだから」と、特に疑問も持たずに継承している方がほとんどなのです。
そして、家を継いでいない二男以降の方は、地元に住み続ければ「同じお寺で」と葬儀を依頼する事が多いのですが、地元から離れれば、新たな地でどこかのお寺と積極的に付き合いを始めようとする人はほとんどいません。
そして、今は跡継ぎと呼べる長男がいても、その地に継続的に居住するとは限らない時代になっています。都市部に出てしまい、帰ってくる予定はない方も非常に多い時代です。それどころか、結婚したお嫁さんの実家近くに引っ越した、姓こそ変えていないが、実質的にお嫁さんの実家に入っている(マスオさん状態)、そんな方も多くいらっしゃるでしょう。
そして、そもそもお子さんのいない家庭、娘さんしかいない家庭も多く、今までのようにお寺との付き合い(檀家であること)を継続できる家庭はどんどんなくなっています。

これからのお葬式とは

これからのお葬式はどうなっていくのでしょうか?
特定の宗教を信仰していない方が大半である事、後継者不足から今までのように「跡継ぎがお寺との付き合いやお墓を継いで守っていく」という事は不可能な時代に入っていくことを考えれば、お坊さんがいない無宗教形式のお葬式が増えていく事は間違いありません。

お坊さんに葬儀に来て頂けば、全国平均で47万3000円とも言われるお布施が必要になりますし、葬儀後の供養にも何百万円とかかるのです。
お墓を継承していくことも、将来を考えればどんどん難しくなっていくのが現実です。
そうした負担を子孫に残さないためにも、今は多くの方が墓じまいや離檀をされています。
無縁墓_墓じまい
無縁墓_墓じまい
[無縁墓]跡取りがいないお墓はこうして朽ちていきます。

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今回のまとめ

葬儀にお坊さんが来る理由は、「今までそれが当たり前だったから」という理由が大半だと思います。本来、仏教でもキリスト教でも、宗教形式の葬儀は、その宗教を信仰している方のための葬儀です。なぜなら、その教えを信じていないのであれば、その儀式は意味をなさないからです。
これからのお葬式は、残された人が本当に納得のお別れができるお葬式を選択していく時代なのです。

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