宗教儀式を行わない葬儀ならお坊さんのいないお葬式「コラム」ページ

コラム

供養

お墓を継ぎたくないときはどうすれば良い?

先祖代々のお墓、親が建てたお墓を継ぎたくないという方がいらっしゃいます。
その他、継ぎたくないわけではないけれど、諸事情によりお墓を継ぐことが不安という方もいらっしゃるかもしれません。
お墓を継がないという選択肢はあるのでしょうか?お墓を継ぎたくないときはどうすれば良いのでしょうか?
今回はお墓を継ぎたくない場合の対応方法などについてお伝えしてまいります。

【目次】
1.お墓を継ぎたくないケースとは
2.他の人に承継を依頼するという選択
3.墓じまいをするという選択
4.墓じまいをするときの注意点
5.永代供養墓に納める
6.お墓のことは長期的な視点で考える
7.今回のまとめ

お墓を継ぎたくないケースとは

価値観は人それぞれですし、置かれている環境も異なりますのでお墓を継ぎたくないケースにも色々あります。
単純に古くからの慣習やしきたりに縛られたくないという方もいらっしゃいますでしょうし、自分達夫婦は散骨を希望していて先祖代々のお墓は不要なので継ぎたくないなどといった考え方をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
関連してお墓を継ぎたくないわけではないけれど、子どもがいないので先々無縁墓になってしまうことを想像すると継ぐことに抵抗を感じるし不安であるというケースもあります。

他の人に承継を依頼するという選択

従来、家を継ぐ人がお墓も承継するというケースが多数でしたが、法的にお墓を承継する人が決まっているわけではありません。
誰がお墓を継がなければならないという法律はないのです。
たとえ遺言書でお墓の承継者として指名されていても、拒否することも可能です。
そこで自分がお墓を継ぎたくないのであれば、兄弟など他の人にお墓の承継を依頼するという選択肢もあります。

墓じまいをするという選択

自分以外にお墓の承継者候補がいない場合や、他に承継することを受け入れてくださる方が存在しなければ「墓じまい」をするという選択があります。
墓じまいとは、墓石を撤去し、墓石が建てられていた土地を更地に戻して墓地管理者に返還することを言います。
噛み砕いた表現をしてしまいますと墓石は購入品なので撤去して処分し、墓石を建てるための土地は使用する権利を受けていただけなので返してしまうということになります。お墓が無くなれば承継する必要性も無くなります。

墓じまいをするときの注意点

墓じまいを行うにあたり、墓石の撤去費用、更地に戻す費用はお墓を使用していた側に負担義務があるという点に注意です。
また、菩提寺にあったお墓を閉じるに伴い、檀家も辞めるケースが多くあり、檀家を辞めるにあたって離壇料で揉めるケースがあります。
墓じまいするにしても、檀家を辞めるにもしても今までお世話になったことには間違いないと思われますので、菩提寺には事前に相談や連絡をし、筋を通しつつ丁寧に挨拶を行うことが礼儀に適った対応です。

永代供養墓に納める

スムーズに墓じまい行えるとしても、今までお墓に納めてあった遺骨をどうするかも考えなくてはなりません。
墓じまいを行ったあとに多いのは永代供養墓を利用するケースです。
永代供養墓とは、最初に将来に渡る供養料(永代供養料)を納めて、今後の供養一切は墓地にお任せしてしまうお墓の形態です。

お墓のことは長期的な視点で考える

自分に兄弟、子ども、その他親族がいる場合、お墓は継ぎたくないと思っても、自分自身の意向のみで対応して良いものではありません。
自分の代以降、無縁仏になることが明白でない限り、その他関係者の意向も尊重しつつ、お墓のことは長期的視点で考えることが肝心です。

今回のまとめ

今回はお墓を継ぎたくない場合の対応方法などについてお伝えしてまいりました。
お墓を継ぎたくない場合に考えられる対応方法は、他の人にお墓を承継していただくこと、または墓じまいをしてしまうことです。
墓じまいをする場合には、その後永代供養墓を利用するケースが多数です。
お墓を維持するには費用もかかり日々の生活に影響することでもあります。
今回の内容を参考に良い選択をして頂ければと存じます。

電話をかける(無料) 資料請求