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霊柩車を見たら親指を隠す!?その理由や由来について解説します

霊柩車を見たら手の親指を隠さなければ親の死に目に会えないという迷信を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。この親指を隠す行為を日本人の約半分は今でも行っているそうです。実際にはそんなことは迷信だと思われる方も多いと思いますが、今回のコラムでは、なぜ日本人は親指を隠すのか、その理由について解説していきます。もちろん、諸説あることでしょうから、あくまで参考にして頂ければ幸いです。

【目次】
1.そもそも霊柩車とは?
2.なぜ霊柩車を見たら親指を隠すの?
3.親指を隠す由来とは?
4.今回のまとめ

そもそも霊柩車とは?

霊柩車とは、葬儀場から火葬場へ遺体が入っている棺を乗せて運ぶ車のことを言います。
もともと昔は、棺を人力で運んでおり、その時代に棺を装飾した輿を自動車にしたものが霊柩車だと言われています。このような装飾された輿の霊柩車を現代では「宮型霊柩車」と呼んでいます。また、霊柩車には「洋型霊柩車」や「バン型霊柩車」「バス型霊柩車」などいくつかの種類があり、最近では葬儀の規模などによって選べるようになっているそうです。
「洋型霊柩車」は、一般的に高級セダンを改造したワゴンタイプで、宮形とは違い御輿のような豪華な装飾はついていません。
「バン型霊柩車」とは、寝台霊柩車とも業界で呼ばれ、ワンボックスカーを改造したタイプの霊柩車をいいます。見た目はまったく普通のワンボックスカーであることが多く、見分け方ととして、・葬儀社のステッカーが貼ってある・ナンバーが緑色・黒や紺といった地味な色が多いなどの要素があります。
「バス型霊柩車」これは、バスの荷室(客室の下部)に棺を納めるようになっているタイプで、全国的にはあまり多くみられませんが、火葬場に同行する親族と棺と一緒に運搬出来る事がメリットとされます。

なぜ霊柩車を見たら親指を隠すの?

年代や地域によって異なりますが、理由としては以下が挙げられます。

・親の死に目に会えない
・親が早死にする
・親に不幸が訪れる
・縁起が悪い  など

このように親にとって何か良くないことが起こると言われており、霊柩車は死を連想させてしまうため科学的な根拠はありませんが、こうした迷信も完全に間違いであるとは否定することができないそうです。

親指を隠す由来とは?

江戸時代後期、小山田与清(おやまだともきよ)という人物が残した「松屋筆記(まつやひっき)」という本の中には『親指の爪間から魂魄が出入りするために畏怖の時には握り隠す』と書かれています。
昔は、人が亡くなってすぐにはまだ成仏していないと考えられていたため、あたりを漂っている霊魂が親指からの侵入を防ぐために親指を隠す、または親指を握ることで気を高めて身を守ると考えられていました。
こうした考えが現代に伝わっていき自分を守るために隠していた親指が親と結びつき、「親の死に目に会えない」「親が早死にする」などといった伝承に変わっていったのだと考えられています。

今回のまとめ

最近ではあまり見かけなくなった霊柩車ですが、霊柩車を見かけると現代でも親指を隠すという方も多いのではないでしょうか。昔も今も、人の死を畏怖する気持ちは変わらないため迷信とわかっていても、少しでも気になるという方は霊柩車を見かけた際に、親指を隠すようにしてください。

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