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仏教・神道・キリスト教の違いとは?死に対する考え方や崇めるものなどの解説

日本では故人の供養方法こそ仏式が主流ですが、初詣や祈祷などで神社を利用する方も大勢います。その点から、仏教と神道の大まかな違いはご存知の方が多いかもしれません。しかし、それぞれの死生観や崇拝対象などとなると詳しくは把握できていないと思います。また、日本ではあまり浸透していないキリスト教はどういった特徴を持つのでしょうか?
今回は仏教・神道・キリスト教の特徴を挙げ、宗教ごとの違いを詳しくご紹介します。この記事を読んでいただくことで、死に対する価値観を広げられるはずです。ぜひ最後までご覧ください。

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【目次】
1.仏教の特徴
2.神道の特徴
3.キリスト教の特徴
4.今回のまとめ

仏教の特徴

仏教は紀元前5世紀頃のインドで開かれた宗教です。お釈迦様が開祖となりアジアを中心に伝えられ、日本に伝来されたのは飛鳥時代と言われております。そんな仏教の死生観は、輪廻転生と呼ばれる考え方で成り立ちます。輪廻転生とは、簡単にいえば故人が死後別の世界に生まれ変わることです。
その世界には天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道が存在し前者三つを良い世界とし三善趣、後者三つを悪い世界とし三悪趣と呼びます。また上記の六道以外にも、多くの仏が住み、一切の穢れがない極楽浄土という最上位の世界も存在します。極楽浄土は故人が善を積み最終的に行き着く場所ともされています。故人は死後これらの世界のいずれかに生まれることになりますが、どの世界に生まれ変われるかは生前の行いによって決められる形となります。
なお、たとえ悪い世界に生まれてしまっても僧による追善供養で故人は善を積むことができ、場合によっては良い世界にも行けるとされております。ちなみに僧は煩悩を完全に捨て去り、多くの特別な修行を経ることで初めてなれるものです。
そして、僧はこの世で唯一悟りを開いたお釈迦様を始めとする仏様を信仰対象とし、念仏を唱えることでそのお力を拝借し故人の供養を行います。なお仏教では生きるていることを苦しみととらえ、死によって人は苦しみから解放されると考え方をするのも特徴です。

神道の特徴

神道は日本で誕生した宗教であり、その歴史は実に長く始まりは縄文時代からと言われています。当初から神様の存在が信じられており、全てのものに魂が宿るとする精霊信仰といった考え方もされておりました。ただ飛鳥時代に仏教が伝えられると、神道は仏教の考えを取り入れるようになり、僧の存在にあたる神主が登場し神前にてお経のようなものを唱える形になったのです。その後、様々な変遷を経て現在の神道に至ります。
そんな神道における死生観は仏教とは正反対の考え方となり、故人は死後生まれ変わるのではなく、家庭を守り続ける守り神になるとされています。より正確にいえば、守り神とされるのは仏教の位牌に当たる霊璽(れいじ)に分霊された故人の魂であり、故人の本体となる魂は別の世界に生まれる形となります。
なお、神道における死の世界には黄泉国・常闇の国・根の国などが存在します。ちなみに神道では魂を主として身体はその入れ物ととらえ、肉体的な死は災いや穢れを表すといった考え方がされます。そのため故人に対して行われるのは仏教のような供養ではなく、神様の神聖な力による穢れを祓う儀式となります。

キリスト教の特徴

キリスト教はイエスキリストがパレスチナで開宗した宗教で、現在では世界中で最も信仰されています。日本には戦国時代にフランシスコ・ザビエルによって伝来されたのが有名ですが、江戸時代に発令された檀家制度で一斉に弾圧されたことにより、現在の日本ではキリシタンがほとんど確認されないのが実情となります。
そんなキリスト教では肉体の蘇りが説かれており、その教えを信じる者は天国に行くことができ、信じない者には地獄行きの罰が与えられるとされます。なお厳密には、死後に現れるとされるイエスキリストと天使達による最後の審判を受けるために、死者が一度だけ蘇るとされているのです。このような死生観からキリスト教では土葬が主流で、死者の火葬は禁忌ともされております。
とはいえ埋葬方法は国による考え方でも変わり、日本の場合はキリスト教の葬儀でも火葬を行うのが一般的となっております。ちなみにキリスト教では供養という概念がないため、信仰対象となる三位一体の神ヤハウェ・イエスキリスト・聖霊に祈りを捧げるのみとなります。

今回のまとめ

今回は、仏教・神道・キリスト教の死生観などの違いをご紹介しました。仏教では死は正当なものとされ、故人は僧によって供養がなされ最終的に浄土に生まれるという考え方でした。逆に神道では死は不純なものとされ、故人は神主により穢れが祓われたのち死の世界や守り神として生まれるものでした。そしてキリスト教では供養の概念がないものの、故人の肉体が一度蘇り神様による審判を受けて旅だつものと考えられておりました。このように、宗教に応じて死に対する考え方は大きく異なります。
今回の記事をきっかけに、死生観や死者の供養方法の違いに興味を持っていただけたのであれば、ぜひご紹介した宗教以外の考え方も独自に調べてみてください。

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