宗教儀式を行わない葬儀ならお坊さんのいないお葬式「コラム」ページ

コラム

その他

葬儀屋さんの仕事。「火葬場受け係り」とは。

現代の日本では埋葬はほぼ火葬が執り行われています。火葬場は全国で約1450斎場あるといわれております。この1450斎場での仕事は多数あります。ここで働かれるスタッフはどの様な仕事かを火葬の流れと共にご案内いたします。

【目次】
1.火葬の歴史
2.火葬場での流れ
3.火葬場係員の仕事
4.今回のまとめ

1.火葬の歴史

古来、日本では埋葬は土葬が一般的でした。しかし紀元700年に法相宗の開祖である道昭が火葬をしたのにはじまり、翌年の701年に朝廷が火葬を初めて推奨し後の天皇や皇族、高級官吏及び地方豪族などの間に火葬が普及しました。平安時代も空也上人などが死者や行旅死亡人に念仏を唱えながら火葬し弔っていました。これが僧侶による火葬執行が常識になり全国に普及しました。江戸時代の初期にはキリスト教の弾圧で、寺院が檀家戸籍の把握を行い、墓地を管理したり、火葬を行ったりするのが一般的になりました。明治時代の1873年に政府は火葬を禁止しましたが、東京、大阪などの墓地用地が少ない都市は環境衛生上、火葬の必要性を訴え1875年に火葬が再開されました。1884年には「墓地及び埋葬取締規則」が定められ、第二次世界大戦後には「墓地及び埋葬等に関する法律」が新法で発令され現在に至っています。1897年には「伝染病予防法」が制定され火葬が自治体に義務付けられて、火葬場施設の設置と管理が積極的に行われ活発化してきました。1950年代の前半、第二次世界大戦で打撃を受けた火葬場は徐々に復興していたたが、1952年に施設設備に必要な資金政策として、政府による低金利の特別地方債の融資制度が出来たため、火葬場の新設や増改築が増加しました。近年の火葬では火葬場に関する調査研究や教育研修、啓発普及等を含む火葬場の近代化促進活動が行われて現在に至っております。

2.火葬場での流れ

霊柩車が火葬場に到着すると、係員が棺をストレッチャーにおろし火葬炉前まで移動します。火葬炉まえでは僧侶などが読経を行い、遺族が棺の上に線香や花を棺の上に手向けたり、棺の蓋が開ける火葬場では最後のお別れの言葉を述べたりして火葬炉に移します。この時、火葬炉のドアの鍵を掛け、鍵は喪主が保管する事が多いです。そして火葬炉のスイッチを喪主が押し、故人の火葬が始まります。火葬は個体差がありますが、1時間から2時間ほどの時間がかかる為、親族用の控室で待つことになります。待っている間は喪主が準備した饅頭や菓子、時間によりますが食事などをします。火葬が終わると、館内放送が掛かりますので遺族はスタッフの案内と共に炉の前まで戻ります。火葬炉から遺骨が出てくると、どこの部位か説明しながら骨箱に収めます。骨箱に納め終わると、火葬済の印が押された火葬許可証が一緒に渡されます。骨箱と位牌、遺影写真などを一緒に火葬場を出ます。これまでが火葬の一通りの流れになります。

3. 火葬場係員の仕事

火葬場受け係の仕事は主に親族の誘導と火葬待ち時間の控室接待や控室の掃除を行います。火葬場が市営の場合は火葬場に勤めている方と葬儀社に勤めている方とで仕事内容を分担して遺族を迎えます。火葬場の仕事は決して楽ではありません。故人との最後の別れをされる遺族を常日頃から見て、責任の重たさを背負いながら行っています。責任がある為、やりがいもそれ以上にあると考えられます。

4.今回のまとめ

火葬場での仕事は死と向き合う仕事なので、精神的に強くないと続かないと言われています。しかし、遺族の大切な方の最期に立ち会うことができ、とてもやりがいのある仕事だと思います。ここでご案内した内容は地域や火葬場によって違いがあります。しかし、遺族の気持ちに寄り添い、後悔ない最期の時を過ごせるように仕事に従事している事は全国の火葬場スタッフはきっと一緒の気持ちでしょう。

火葬

電話をかける(無料) 資料請求