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自宅での葬儀とは。お勧めできる方と出来ない方。

自宅で葬儀をすることができます。そもそも、わずか10数年前くらいまでは、全国的に葬儀は自宅やお寺、そして集会所などで行う所が多かったのです。今は多くの葬儀が「葬儀専用」の葬儀場・葬儀会館・セレモニーホールといった所で執り行われていますが、一昔前はそうした葬儀専用の施設はなかったからです。しかし、近年、葬儀は本当に小規模化してきており、慣れ親しんだ自宅で葬儀をしたいという希望をされる方も増えつつあるようです。今回のコラムでは、自宅で葬儀をすることをお勧めできる方と出来ない方について解説していきます。

【目次】
1.自宅葬とは
2.なぜ葬儀場の葬儀が増えたのか
3.自宅の葬儀がお勧めの方
4.自宅の葬儀がお勧めできない方
5.今回のまとめ

1. 自宅葬とは

葬儀自宅葬
自宅葬とは、そのまま字の通り「自宅で葬儀を行うこと」になります。現在は、葬儀社が直営する葬儀場や、葬儀専用の貸式場、火葬場に併設された式場などの、葬儀専用式場で葬儀を行うケースがほとんどです。しかし、2000年から2005年くらいまでは、全国の多くの地域で「葬儀は自宅で行うもの」とされており、自宅で葬儀ができるように和室を田の字に配置した間取りで作ったり、「葬儀ができるように作ったんだ」と自慢される方もいらっしゃったものです。
いずれにしても、自宅葬とは、葬儀を葬儀場やお寺、集会場といった所では行わず、自分の家で行うお葬式のことになります。

2. なぜ葬儀場の葬儀が増えたのか

なぜ葬儀場での葬儀が増えたのでしょうか。それはやはり自宅での葬儀は非常に大変だったからです。また、参列する人数が増えていったことも理由の一つだと思います。大昔は、葬儀と言えば親戚とご近所の方々くらいが参加するものでしたが、高度経済成長に伴い、葬儀は会社関係の方なども参加するものに変わっていきました。また、自分の同僚だけでなく、他部署の方や取引先までも「義理」や時には「営業」目的で参列するようになり、非常に多くの参列者がくる葬儀が増えていったのです。地元の方だけであれば、基本的に駐車場な困ることはなかったのですが、そうした参列者が増えてくると、かなりの方が自家用車で葬儀に参列するようになり、また、そもそも自宅の葬儀は片付けや準備など非常に手のかかるものであり、天候にも非常に左右されます。
専用葬儀場では、駐車場は完備され、全天候ですし暑い夏も寒い冬も快適に葬儀が執り行えます。また、自宅の片付けもそれほど真剣にする必要もありませんし、お手伝いに駆り出される皆様の負担も激減しました。
そうした理由から、葬儀専用の葬儀場が誕生し、瞬く間に日本中に広まっていったのは必然だと言えるでしょう。

3. 自宅の葬儀がお勧めの方

今は本当に少なくってしまった自宅葬ですが、近年、それをまた希望する方が増えていると言われます。では、自宅葬がお勧めできる方とはどんな方なのでしょうか?
まず、大前提として自宅は葬儀場ほど広くない場合がほとんどですから、「参列予定人数が入れるか?」という問題があります。そして参列予定者の駐車場が確保できるかどうか。それから、家の間取りとして、棺や祭壇の出入りが可能かどうかも大切な要素です。
そうした問題が全てクリアーできる方は、自宅の葬儀がお勧めできる方と言えると思います。

4. 自宅の葬儀がお勧めできない方

葬儀の駐車場
逆に、自宅での葬儀がお勧めできない方は、上記の問題がクリアーできない方になります。来て頂く参列の皆様や、近隣のご迷惑(路上駐車など)になるようであれば、自宅での葬儀はすべきではないと思います。
そうした条件になってしまう方で、「自宅で」という想いの強い方は、ぜひ葬儀まで日にちを置いて、通夜の前まで1~2日自宅で安置して一緒に過ごせるようにすると良いでしょう。

5.今回のまとめ

自宅での葬儀は、誰に気がねすることなく、また一番居心地がよく思い出に包まれた場所だと思いますので、それを希望するならぜひ叶えてあげられると良いですよね。しかし、近隣のご迷惑になってはいけませんので、よく条件を考えてみると良いでしょう。

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